_皆さん、電卓はどんなものをお使いでしょうか?
_今はスマホに必ず電卓アプリが入っているので、割り勘の計算とか仕事上のちょっとした検算ならスマホで十分という人が多いかも知れません。
大量の計算であれば、エクセルなどの表計算ソフトやAIを使う方が早そうです。
_そんな電卓ですが、約10万円する高級電卓が完売して業界では話題になっていました。
カシオの「S100X 漆Edition」というモデルなんですが、元々3万円以上するS100シリーズに職人が漆を塗ったもので嗜好品として価値を高めています。
プロにとっては商売道具、いわば刀みたいなものなのでこだわりの強い方に支持されているようです。
_経理や税理士、会計士などプロの間では「電卓はカシオかシャープか?」という神学論争がありますが、国内シェアでいうとカシオが約70%が圧倒的で、シャープが約15%、キャノンが約10%と続きます。
カシオは世界シェアでもトップで約2割を占めています。
_メーカーによって性能に大きな差はありませんので、簿記を始める時に最初に選んだメーカーを使い続けることが多いようです。
基本はブラインドタッチなので配置が変わると打てなくなるためです。
_電卓は1964年にシャープが発売し、翌年にはカシオが算入。
それ以後は小型化、薄型、省エネ、機能、価格などの面で熾烈な競争が繰り広げられました。
1980年代には競争は一段落し、最近ではスピード、正確性、静かさなどの基本的な性能を充実させつつ、複数税率やインボイスへの対応など時代に合わせた機能向上が図られています。
_100円ショップでも買えて、スマホにも初めから入っている電卓。
オワコンになってもおかしくない商品ですが、磨きようによっては高くても支持されるのでマーケティング的にも面白いところがあります。
_高級品以外にも、超早打ち、人間工学で傾けたもの、かわいさを追求したものなど様々なモデルが販売されていますので、気になった方は電気屋を覗いてみて下さい。


